Sober from turn
「失礼致します。」

檜の薫りが心地よい扉をキイィと音を立てながら開ける。

「やはり、お休みでしたか。」


男は微かに寝息をたてまるで天使のような寝顔をしている彼女の睡眠を妨げぬように部屋を出た。

檜の扉は閉める際もキイィと音をたて、彼女の夢を覚ますのではないか男は静かに閉めるよう心掛けた。


「もう少し、お休み下さい。」

その言葉以外は……
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