鏡の国のソナタ
☆☆
夜の遊園地には、カップルが溢れていた。
絶叫マシンで文字通り大絶叫した花南の手を引いて、クランは笑いながらアトラクションの階段を下りた。
「ははは~。花南、すげぇ顔~」
冷や汗を拭いながら、花南は息も絶え絶えに言い返す。
「もう。女の子にそんなこと言うから、素奈多もへそ曲げちゃうのよ」
クランは花南の表情をのぞき込んだ。
絶叫マシンで文字通り大絶叫した花南の手を引いて、クランは笑いながらアトラクションの階段を下りた。
「ははは~。花南、すげぇ顔~」
冷や汗を拭いながら、花南は息も絶え絶えに言い返す。
「もう。女の子にそんなこと言うから、素奈多もへそ曲げちゃうのよ」
クランは花南の表情をのぞき込んだ。