鏡の国のソナタ
☆
素奈多が登校すると、校門のところで花南が待っていた。
花南は、意味深な笑顔で、うりうりと素奈多を肘でつつく。
「昨日、どうだった?」
なにやら、興味津々の様子で、素奈多の視線をすくい上げた。
「どうって? なにが?」
「はれっ?」
素奈多のつれない反応に、拍子抜けしたように花南は首をかしげた。
花南は、意味深な笑顔で、うりうりと素奈多を肘でつつく。
「昨日、どうだった?」
なにやら、興味津々の様子で、素奈多の視線をすくい上げた。
「どうって? なにが?」
「はれっ?」
素奈多のつれない反応に、拍子抜けしたように花南は首をかしげた。