囚われの身のメイド様!!?〜いじわる三つ子の甘い檻〜
「なっ何だかすみません」
にこにこ笑う美少年に謝る私。
失礼なこと言っちゃった.....。
「はは、大丈夫だよ?それより、君、本当に一人じゃないんだね」
「はい、そーなんです。一人じゃないんです」
この誠実美少年はなんて物わかりがいいんだ。
三つ子たちとは大違いだぜ☆
奴等、どれだけ説明しても気にくわないことはないことにするからな.....
自分の都合のいいように考えるって言うか。
ドSな上に、自己中なんだよね。
それに比べて私の目の前にいる、誠実美少年と言ったら....
「ご主人様が迎えに来てる」
誠実美少年が私の後ろを見つめる。
「え?」
ごっご主人様?