囚われの身のメイド様!!?〜いじわる三つ子の甘い檻〜
『僕は今、最高に機嫌が悪いの。楽しませてよね』
私のパンツを片手に悪魔の如く微笑む千架。
おっ思い出しただけで寒気がする。
あのあとどれ程必死でパンツを奪い返そうと努力したことか.....
「てめぇら、そんなところで止まってないで進め。遅刻するぞ」
尚紀と千架の睨み合いに入って来たのはダルそうな桃也。
救世主だぁぁぁぁぁぁ!!
「「......チッ」」
尚紀と千架の舌打ち。
二人とも納得いかないって顔をしてるけどゆっくりと歩き出す。
「はぁ」
やっと学校に行ったか。
本当に世話の焼ける奴等だ。
私から深いため息が漏れる。
「咲音」
「え?桃也?」
いつの間にか目の前には桃也が。
学校に行ったんじゃあ....