囚われの身のメイド様!!?〜いじわる三つ子の甘い檻〜
専用メイド!!?
「咲音さん?なんかぼーっとしてない?」
「そーですかねー。ぼーっとですか....」
ひたすら段ボール箱を畳むバイト。
これ、時給いいのよ。
30代後半の主婦の三谷さんはバイトの先輩。
優しい人ですよ?
「考え事?悩みなら聞くよ?咲音さん大変だもんね....」
三谷さんが心配そうに私を見つめる。
「大丈夫です。ありがとうございます」
私は三谷さんの言う通り、ぼーっとしているのかも知れない。
最近ものすごく忙しい。
学校→バイト→病院→バイト→お屋敷でメイドのバイト
これの繰り返し。
住み込みでメイドのバイトをしている。
アイツら本当にわがままで大変だ。