囚われの身のメイド様!!?〜いじわる三つ子の甘い檻〜
「おい。お前は俺のメイドだろうが」
グイッ
「へ?」
聞き覚えのある声の主に腕を強く引かれ、無理矢理立たされる。
この声は.....
「帰って来ねーと思ったら.....何やってんだよ、お前は」
不良さんこと、桃也だ。
「なんでここに.....」
「ちょーとね?それにしても傷つくな〜。他の男にご主人様、だなんて」
私ににっこりと微笑むのはイケメンさんこと、尚紀。
意味がわからない。
「咲音は知らなくていいよ〜。でもここ違法なお店だよ?知ってた?」
ポカーンっと状況が読めずにいる私に天使スマイルを向ける天使さんこと、千架。