囚われの身のメイド様!!?〜いじわる三つ子の甘い檻〜
「おーい。可愛い顔が台無しですよー」
「うるさいっ!!」
誰のせいでこーなったと思っている!!
砂浜の上を尚紀と二人で歩く。
罰ゲームの別荘にジュースを取りに行くために。
「それよりさ〜。さっきの台詞なんだけど.....」
尚紀の足が急に止まる。
なっ何?
「???」
私も不思議に思って足を止め、尚紀を見つめる。
「俺に向かってあんな台詞言ってもいいのかな?仮にもご主人様なんだし」
ニヤリと笑う尚紀に何だか寒気を感じる。
嫌な予感。
「あんな台詞って.....?」
何のことだ?
頭を抱えて考えるが答えが出ない。
私、何かヤバいことでも言った?
「ふ〜ん。わかんないんだ。俺は教えてあげないよ?わかるまで、お仕置き」
尚紀の顔が私の目の前に現れる。
尚紀は妖艶に微笑んで.....
チュッ
私の頬にキスをした。