after rain 〜虹を待ちつづけて〜
-次の日-


昼休み、私は璃音が先生に呼ばれたから1人でお弁当を食べていた。


今日は侑の誕生日。


璃音は先生の用事が終わったら侑に渡してくると言っていた。


「天野さん。」


突然声をかけられた。


私を呼んだのはあまり話したことのない少し派手なクラスメイトの女子だった。


「…何?」


「ちょっといいかな?」

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