after rain 〜虹を待ちつづけて〜
「これ終わったら一時の間仕事はないね。」


「うん。のんびりしてようよ。」


仕事が終わって璃音は私に、


「バスケ見よっ。」


と言った。


でも私は気が乗らなくて部室にいると言って断った。


璃音は納得がいかないようだったけど、1人でバスケを見に行った。


「…はあ……。」


なんか、1日疲れた。


私は部室の椅子に座って目をつぶった。


ただ目をつぶるだけのつもりが、私はそのまま眠ってしまった。
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