after rain 〜虹を待ちつづけて〜
撮り終えて、落書きコーナーへ移動する。


「なんて書こうかな??」


ペンを持って考えていると、


「天野、これどうすんの?」


また香坂くんが聞いてきた。


「…香坂くん、ホントに高校生??」


なんだか笑えてきた。


「仕方ねえだろ?初めてなんだし……。」


「ホントに初めてなんだね…。」


香坂くんに落書きの説明をした。


それからはなんの問題もなく時間が進んでいった。

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