after rain 〜虹を待ちつづけて〜
「中学の頃から、バスケがんばってたわよね~。」
私を抜いて、2人の会話が続く。
「この子も、中学の頃は吹奏楽に入ってたんだけどね~。高校に入ってからはなんにも入らないで…。」
そう。
私は中学の頃は今と違って、吹奏楽部に所属していた。
でも、音楽に興味があったとかではなかった。
ただ、部活を始めた侑と一緒に帰るために何か適当に部活に入っただけだった。
もちろん真面目に部活には取り組んでいたけど、侑と一緒に帰れなくなった時から部活を続ける意味を失ってしまったから、中学卒業をきっかけにして吹奏楽から離れた。
多分、そんな不純な動機で入った私には高校でも吹奏楽をすることはできなかったと思う。
私を抜いて、2人の会話が続く。
「この子も、中学の頃は吹奏楽に入ってたんだけどね~。高校に入ってからはなんにも入らないで…。」
そう。
私は中学の頃は今と違って、吹奏楽部に所属していた。
でも、音楽に興味があったとかではなかった。
ただ、部活を始めた侑と一緒に帰るために何か適当に部活に入っただけだった。
もちろん真面目に部活には取り組んでいたけど、侑と一緒に帰れなくなった時から部活を続ける意味を失ってしまったから、中学卒業をきっかけにして吹奏楽から離れた。
多分、そんな不純な動機で入った私には高校でも吹奏楽をすることはできなかったと思う。