after rain 〜虹を待ちつづけて〜
「ホントか…っ?」


「うん。」


私は、侑とこれからも話すことができる方をとった。


これは、バカな選択なのか。


それとも、利口な選択なのか。


そんなのわからない。


だけどきっと私にもまだ可能性はあるって、信じて……。


「じゃぁ、これからよろしくなっ。」


嬉しそうな侑。


「うん。」


そして私たちは『このことは誰にも内緒』。


そんな約束を交わした。
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