甘い魔法は近づく唇☆Kissの予感
「なんかゴメンな…結局、優愛を泣かせちゃったし…ゴメン…」



「違う…修人のせいじゃない。謝らないで。あたしは幸せだよ。こうして修人と一緒に修人の夢を追いかけられるんだから」



あたしと修人の微笑みが重なり合う。



修人は握り締めたあたしの手を目の前まで持ち上げて、反対の手でポケットから何かを取り出した。



そしてそっとあたしの指にそれを通していく。



「…えっ??」



これって・・・・・。



見るとあたしの左手の薬指には光る指輪。



「そばにいてあげられなくなるけど、これがあればいつでも俺を想ってくれるよね?」



驚いたあたしに嬉しそうな修人の顔。



なんで?



「修人ぉ…こんなの…嬉しすぎだよぉ…びっくりだもん…」



「うわぁ~/////また泣くなぁ~っ」
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