甘い魔法は近づく唇☆Kissの予感
修人がはめてくれた指輪は、あたしのサイズにピッタリだった。



「なんで?どうし…て?」



そう聞いたら、悪戯な笑顔で



「優愛のことなら、何でも分かるんだ。俺…♪」



って答えた修人。



あまりにも嬉しくて、また修人の前で泣いちゃったあたし。



それからどこをどう2人で歩いて来たのか、ようやく気持ちが落ち着いた頃にはあたしの家の前だった。



「明日、あたし見送りに行く!!」



「もう泣きやめよ?優愛、朝来てくれるの?じゃあ、また明日だね」



「うん…」



行かないで・・・・・。



手を振らないで。



まだあたしはそばにいたいよ。



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