甘い魔法は近づく唇☆Kissの予感
ゴメンね。修人・・・・・。



そんな顔をしないでよ。



目が合った修人の悲しそうな表情に心の奥がズキズキした。



ホントはね、ホントはもっとこのまま触れていたいの・・・・・。



「優愛、俺のこと…嫌い?」



そんな不安な顔をしないでよ。



好きだよ。



好きすぎて想いがあふれるくらいなんだよ。なのに言葉では言えない。



「別に……」



好きなのに・・・・・。



好きなのに…こんな態度しかとれないあたしは、ホントに修人の彼女でいていいのかな?



「じゃぁ、嫌いじゃないてことだよね!そっかっ…ならいいや♪」



そう言って微笑む、太陽に照らされた修人は眩しいくらいキラキラして見えた。
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