甘い魔法は近づく唇☆Kissの予感
木下君はじっと真っ直ぐあたしを見ながらそう言って、あたしの肩をポン、ポンって叩いた。
「じゃあ、その他の役や、大道具の準備、衣装、あと必要な物のリスト作り…それから…」
南先輩の声に元の席へと戻って行く木下君。
主役。
ロミオの木下君。
ジュリエットの・・・・・あたし??
はぁぁ・・・・・。
完全にもう決まってしまった状態、状況。
それを実感したあたしは大きなため息をついた。
演劇部みんなでこんなに団結して頑張ろうとしているのは、
この劇の『成功』のためだもんね。
協力しなきゃ・・・・だよね・・・・・。
「じゃあ、その他の役や、大道具の準備、衣装、あと必要な物のリスト作り…それから…」
南先輩の声に元の席へと戻って行く木下君。
主役。
ロミオの木下君。
ジュリエットの・・・・・あたし??
はぁぁ・・・・・。
完全にもう決まってしまった状態、状況。
それを実感したあたしは大きなため息をついた。
演劇部みんなでこんなに団結して頑張ろうとしているのは、
この劇の『成功』のためだもんね。
協力しなきゃ・・・・だよね・・・・・。