requiem
序章 全てここから始まった…。
青く澄んだ空は朝焼けで少しだけ赤く染まっている。そんな空を見上げた。また…一日が始まる。貴方のことを忘れられないまま、またこの日を迎えてしまった。そろそろ先へ進まなきゃ…。
でも、あの日の私が邪魔をする。
助けにきて…。でもいくら呼んだってもう貴方は助けに来てくれないことくらい分かってるのにね。
逢いたい…逢いたいよ…。
ごめん。貴方のこと、まだ忘れられない。
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