切想再 ~この時を2人で~
「あっ、そうそう! ぼっちゃん。 明日からせつなちゃん、ぼっちゃんと同じ学校に行くわよ♪」
何で俺のまわりの人は俺に何の情報をくれないんだろうか…。
せつなも初耳だったようで「え、え?」 と、挙動不審になっている。
「せつなも何も聞いてないのか?」
「うん!」
せつなは目をまるくしてコクンコクンとうなずいた。
「当たり前じゃない! サプライズだもの♪ いくら付き人とはいえ、学生であることは変わりないでしょ? そ・れ・に♪ 学校でも、ぼっちゃんのお世話できるしね☆」