切想再 ~この時を2人で~


「そういえば… 聞いてよ、みなみ。 最近、優ったらね仕事ばっかりでかまってくれないの。」



優とは俺の親父。



↑ この発言の通りうちは母親は父親にベタぼれ。



仕事一筋で決して良い旦那にはならないことが分かってただろうに、と言うと



「ま、仕事する優の横顔も好きだからいいんたけどねっ。 私、優の支えになりたいの。 みなみもあんな人になりなさいね。」



…酔ってるな。



けど、言いたいことは分かる。



でも、俺はせつなに支えてもらおうとは思わない。



寧ろ、俺が支える。


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