君は何を見ているの?
「何でそう思うんだよ?」
「だって人っていつも人間中心に考えているでしょ?神様の姿だって人の姿で考えているし。神様は私もいると思うけど、人の姿ではないかもしれない。もしかしたら、お猿さんだったり、私たちが想像できない姿かもしれない。」
「いつも思うけど茜は、不思議なことを考えているな。」
まあ、その話を毎日聞いている俺も十分変なのだろうが。
「だって不思議じゃん。凄く気になるじゃん!」
「俺はそんなに気にしない。」
そう言いつつも、いつも茜と一緒に考えるのだから多少は気にしてるのだろう。
そう思いながら月日が流れ俺と茜は同じ進学高校に入学した。
正直茜は、頭がよく県で一番の高校の判定もSだった。
何事も不思議に思い突き止めようとするからこそ、頭がいいのだろう。
それに比べ俺は中の中の頭のため、まあまあの高校にしかいけなかったため茜とは、違う学校に行くと思ってた。
だが茜は、一緒に考える相手(俺)がいないとつまらないと言う理由で俺と同じ高校にしたらしい。
まあ、茜の行動はいつも急な事ばかりだったから大して驚きもしなかった。
そして入学式当日、茜は試験で一番だったため新入生の挨拶を高校から頼まれていた。
俺は、茜が何か言い出すのではないかとハラハラしていた。
「茜、今日入学式での挨拶大丈夫か?」
「大丈夫、大丈夫!」
笑顔で言う茜だが、俺は逆に心配で顔が引きつる。
茜の言う大丈夫は大丈夫じゃない。
絶対何か変なことを言う。
それを阻止しなくては。
「茜、ちょっと挨拶で読む紙、見せてみろ。」
「だって人っていつも人間中心に考えているでしょ?神様の姿だって人の姿で考えているし。神様は私もいると思うけど、人の姿ではないかもしれない。もしかしたら、お猿さんだったり、私たちが想像できない姿かもしれない。」
「いつも思うけど茜は、不思議なことを考えているな。」
まあ、その話を毎日聞いている俺も十分変なのだろうが。
「だって不思議じゃん。凄く気になるじゃん!」
「俺はそんなに気にしない。」
そう言いつつも、いつも茜と一緒に考えるのだから多少は気にしてるのだろう。
そう思いながら月日が流れ俺と茜は同じ進学高校に入学した。
正直茜は、頭がよく県で一番の高校の判定もSだった。
何事も不思議に思い突き止めようとするからこそ、頭がいいのだろう。
それに比べ俺は中の中の頭のため、まあまあの高校にしかいけなかったため茜とは、違う学校に行くと思ってた。
だが茜は、一緒に考える相手(俺)がいないとつまらないと言う理由で俺と同じ高校にしたらしい。
まあ、茜の行動はいつも急な事ばかりだったから大して驚きもしなかった。
そして入学式当日、茜は試験で一番だったため新入生の挨拶を高校から頼まれていた。
俺は、茜が何か言い出すのではないかとハラハラしていた。
「茜、今日入学式での挨拶大丈夫か?」
「大丈夫、大丈夫!」
笑顔で言う茜だが、俺は逆に心配で顔が引きつる。
茜の言う大丈夫は大丈夫じゃない。
絶対何か変なことを言う。
それを阻止しなくては。
「茜、ちょっと挨拶で読む紙、見せてみろ。」