君は何を見ているの?
「ないよ。」
「・・・は?」
「だから、紙なんてないよ。」
あまりのことに俺は開いた口が塞がらなかった。
「だって、紙に書いたの読むだけじゃつまらないでしょ?」
「おまっ!本気で言ってるのか?」
「嘘だと思う?」
嘘だと思いたい!
だが茜ならやりかねない。
「じゃあ、一応考えてはきたのか?」
「それなりにはね。」
「それなりって・・・。」
「それは、入学式でのお楽しみ!」
「楽しみじゃねえよ。」
逆に茜の挨拶が終わるまでこっちが緊張する。
絶対何か変なことを言う。
普通の挨拶をするなんて考えられねえ。
てか、紙に書いていない時点で絶対何かが起こる。
だがここまできたらもう遅いと分かっている俺は、少しでもましでいてくれと願いながら高校に向かった。
「・・・は?」
「だから、紙なんてないよ。」
あまりのことに俺は開いた口が塞がらなかった。
「だって、紙に書いたの読むだけじゃつまらないでしょ?」
「おまっ!本気で言ってるのか?」
「嘘だと思う?」
嘘だと思いたい!
だが茜ならやりかねない。
「じゃあ、一応考えてはきたのか?」
「それなりにはね。」
「それなりって・・・。」
「それは、入学式でのお楽しみ!」
「楽しみじゃねえよ。」
逆に茜の挨拶が終わるまでこっちが緊張する。
絶対何か変なことを言う。
普通の挨拶をするなんて考えられねえ。
てか、紙に書いていない時点で絶対何かが起こる。
だがここまできたらもう遅いと分かっている俺は、少しでもましでいてくれと願いながら高校に向かった。