光源氏の腕の中【仮】
第一章彼女が死ぬとき?!
毎日、

平凡とした日々が過ぎていく。

何の変化もない。

楽しくない日々。

・・・

友達はたくさんいる。

彼氏だって、

それなりにイケメンの優しい彼氏がいる。

・・・

でも、

何かが物足りない。

・・・

マンションの最上階。

両親は二人とも会社の重役。

毎晩帰りが遅く、

私はいつも独り。

・・・

家にいても、いなくても、

誰にも何にも言われない。

・・・

いつもなら、

家にはいない時間。

でも、今夜はどこにも

出かける気にはならなかった。
< 1 / 168 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop