光源氏の腕の中【仮】
そうでなくちゃ困るんだけど、

ちょっと寂しい気もする。

・・・

気を取り直した私は、

また部屋へと帰った。

・・・

「私はこれから職務で出かける。

ゆるりと休まれよ・・・」

そう言った光は、

私の頬にそっと触れた。

・・・

イチイチボディタッチの多い男。

・・・

それにイチイチ反応してしまう

私も私だけど・・・

・・・

きっと、

光は、

私の反応を見て楽しんでるに違いない。

・・・

そう思うと、悔しい・・・

・・・

誰もいなくなった部屋。

私はゴロンと寝転んだ。

これからどうしたらいいんだろう。
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