DAYS〜君とあたしのカタチ〜
休憩時間中、ずっと理香は告白する計画をねっている。
名前も、理香がすぐに調べてくれてわかった。
彼の名は…【石崎秀人】。
「あの女の子のことは、気にしちゃダメだからね〜!まだ彼女だって決まったわけじゃないしね!」

「う、うん…」



「ねぇ、こうしよ。バイト終わったら私達、早くスーパーを出て石崎君が帰るのを待ち伏せしようよ。」


「いいかもね、そういうの。いやぁ、ていうか緊張するん…」

「よっし!そうと決まったら早い方がいいし、今日しちゃおっか!」


「…え?マジですか…?」


あたしは、もう言われるがまま状態。
だけど、やっぱりよしとく…なんて許される空気でもない気もする。


だいたい、自分が言い出したことだもんなぁ。

あの時の嫉妬という感情を信じてみるしかないよね。


それに…

うまくいけば、過去の恋を忘れられるかもしれないし。



「よしっ!告白、今日しちゃいますか!」



あたしの言葉に理香はニンマリした。

これでいいのか?あたし。
正直、半分はやけっぱち。


笑顔がステキな石崎君……かぁ…。
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