DAYS〜君とあたしのカタチ〜
理香は、あたしの3つ前のレジにいる。
この忙しい最中にも関わらず、理香は後ろに振り向き何やら、あたしに目で合図してる。
合図する理香の視線の先は、サービスカウンターのよう。
なになに?
サービスカウンターがどうかした??
あぁ…
さっきの高校生…
もしかして今日から食レジのバイト始めるのかな…?
でも珍しい…
男子が食レジのバイトなんて…
それに見たからに接客が苦手そうだし。
なんでこのバイト選んだんだろ…
あたしは手を動かしながら、彼について勝手に色々考えていた。
気が付くと彼は、あたしの前のレジに入ってパートのおばさんに打ち方を教わりながらレジを打っていた。
あたしは気になって、彼の方をチラチラ観察していた。
パートのおばさんに話かけられると、『ハイ』しか言わない、かすかに聞こえる彼の低い声。
ゆっくりと慣れない手つきで、袋に商品を入れる繊細な指。
緊張していて落ち着かないのか、しばしば手で鼻をすすっている。
それでも会計を済ませたお客さんへは、目は合わせないでも軽くお辞儀している。
階段ですれ違った時の可愛いかった笑顔は、この場では見れそうにないな。
この忙しい最中にも関わらず、理香は後ろに振り向き何やら、あたしに目で合図してる。
合図する理香の視線の先は、サービスカウンターのよう。
なになに?
サービスカウンターがどうかした??
あぁ…
さっきの高校生…
もしかして今日から食レジのバイト始めるのかな…?
でも珍しい…
男子が食レジのバイトなんて…
それに見たからに接客が苦手そうだし。
なんでこのバイト選んだんだろ…
あたしは手を動かしながら、彼について勝手に色々考えていた。
気が付くと彼は、あたしの前のレジに入ってパートのおばさんに打ち方を教わりながらレジを打っていた。
あたしは気になって、彼の方をチラチラ観察していた。
パートのおばさんに話かけられると、『ハイ』しか言わない、かすかに聞こえる彼の低い声。
ゆっくりと慣れない手つきで、袋に商品を入れる繊細な指。
緊張していて落ち着かないのか、しばしば手で鼻をすすっている。
それでも会計を済ませたお客さんへは、目は合わせないでも軽くお辞儀している。
階段ですれ違った時の可愛いかった笑顔は、この場では見れそうにないな。