愛と憎しみの果て~たどり着く場所~


「あ・・・うん
ちょっと・・・」


「変な言い方しやがったな…あいつ」


「昔からあんな感じの人なんだ」


と、言うしかなかった。



雄太はなんで あんなこと言い残したんだろう・・・


きっと あたしのこと恨んでるんだよね


胸が苦しくなった。





5階への扉が開くと 晴くんが


「あっ!!!ヤバ
車に忘れものしてきた!」


と、少し慌てた感じで言いだした。


「大事なもの?」


「う…ん
ちょい取ってくるから 先に会場へ行ってて」


「うん 分かった」


その場で別れ あたしだけで会場へ向かう事に・・・。


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