愛と憎しみの果て~たどり着く場所~


「少し話そう」


全部話してわかってもらいたかった


始めはそうだったかもしれないでも・・・あたしは今


晴くんを愛してるって・・・


「話す事はない」


冷たく言い返された。


とりあえず、披露宴の延期は両家へ伝え 式場も一年延ばしと言う事で了解を得た。


それからというもの


あたしは針のむしろ・・・家では ただの家政婦さん扱い。


一歩出て会社や、お互いの両親の前では 仲のいい夫婦を演じてる


これがあたしの望んでたこと?


あたしが選んだ道の結果?


晴くんはどんどんエスカレートして
とうとう マンションへ真希さんを呼ぶようになった。


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