愛と憎しみの果て~たどり着く場所~
「あたしの所は口を言う間所じゃないわよ
今日は何?」
あたしはいきなり号泣した
そしてゆっくりすべてを話した。
「なんで 我慢してるの?そんなところで!」
「父が働いてるし・・・こんなことになってるなんて
お互いの両親知らないし」
「言いなさいよ!」
「言ったら 晴くんの元カノ?じゃなくて今付き合ってる人がバレて大変になるもん」
「だからってなんであんたが我慢するわけ?
おかしいじゃないの!」
「あたしが選んだ道の結果がこれって…ことだから」
「だからあのとき言ったじゃん!雄太君に話しなさいって
そうすればあの人だって色々考えて いい方向になってたかもしれないじゃない」
そんなことない
晴くんが真希さんとのことを『借金』などで反対されたように
あたしと雄太も同じ目に会ってたと思う
「雄太とのことはあれでよかったんだよ
今幸せって言ってたらしいから」