愛と憎しみの果て~たどり着く場所~


「あたしがあんたにしてあげられるとこと言ったら、話を聞いてあげることしか出来ないよ・・・」


「それでもいい」


蘭子姉さんはずっと、あたしの話を聞いてくれてた



「あたし帰るね」


「帰るの?」


「うん 11時には帰ると言って出たから」


「そう 何かあればまた来なさい」


あたしは 旦那と元カノが愛し合っただろうマンションへ帰って行った。



「ただいま~」


小声で呟き台所へ


何か作って食べた形跡がある。


あたしのお気に入りのペアのマグカップも 使ったようだ。


あたしはため息付きながら、イスに腰掛けた。


そこへ 晴くんがお風呂から上がってきた


「ただいま」


「お帰り」


昨日までは、普通だったのに知らない人といるみたい・・・


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