愛と憎しみの果て~たどり着く場所~


「なーんだ 今のリアクションは知ってる人っぽかったから
昔ナンパしたとか・・・」


「オレはそんな遊び人じゃーありません」


「ですよねー
一途な専務だから」


一途?
ああ 彼女にか・・・


「余計な事は言わないでください」


専務だと言っても 自分より周りは年上だからか敬語で話す雄太


あたしはただ


「宜しくお願いします」


と、頭を下げた。


冷静になれ!と言っても、あたしの心臓は大きく膨らんで、今にも爆発しそう…


何でここにいるの?
それも専務?
社長の甥っ子って雄太 ?


あたし大丈夫かな?


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