愛と憎しみの果て~たどり着く場所~


当たり前
そうだよね


冷たいな



雄太はすぐに話を変えて、



「そういえば、南里さんが言ってたカフェに行ってみたよ!」


「専務行ったんですか?
良かったでしょう?」


「食べ物も美味しかったし、雰囲気も良かった」


「誰と行ったの?彼女の優乃さんだっけ?
いつになったら連れてきて 見せてくれるんですか?」


「ああ 連れて来るよ」


なんて はなしてる


優乃さん・・・
彼女か・・・


あたし
何をショック受けてんの?


雄太の幸せ望んでたじゃない!


心の中には
まだ 一人で居て欲しいと思う自分がいる。


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