愛と憎しみの果て~たどり着く場所~
「大丈夫か?」
「こんな思いするくらいなら、子供なんてあのときおろせば良かったのよ!
子供だって可哀想でしょう
望まれてないなんて…
それに雄太だって 責任感じてあたしと結婚しようと思ってるだけでしよ?」
怒りを雄太にぶつけてしまう。
「なんてこと言ってるんだ」
「あたしがあらわれなかったら雄太は、優乃さんと上手くいってたじゃん。
優乃さんならお母さんと上手くやれるよ
あたしは嫌われてるから」
「ちょっと!その言い方はないでしょ!」
お母さんの反論。
・・・・が
あたしはいきなり腹痛に襲われた。
『痛い…痛い…よ』
意識は無くなった。