愛と憎しみの果て~たどり着く場所~



「麻美!誰?」


「し・知り合いの人」


「雄太ってのは?」


「―――――――
友達の元彼氏」


嘘をついた。


「何か 変わったこと?」


「ううん また今度話していい?」


「ああ・・・」


だって今上手く話せない・・・


閉じ込めていた感情が少し芽を出してしまったからだ。


「麻美 おいで」


この状況で 晴くんにベットへ呼ばれる


「ごめん 今 そんな気分じゃないんだ 帰るね」


初めて拒否してしまったのだ。


怒ったのか送ってくれるわけでもなく…一人寂しく帰路についた。


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