愛と憎しみの果て~たどり着く場所~
治ったと言うことで安心した。
だけど
合コン行ってるって聞いて…
少し胸が苦しくなる。
年上のくせに猫のように 甘えてた雄太
誰かの胸に甘えてるのかと思うと 苦しい
自分勝手だけれど…苦しい。
また 泣いてしまった。
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朝
いつものように父と会社へ出勤する。
父は2階の社長室へ
あたしは3階へ
エレベーターを降りると目の前に晴くんがいた。
「おはよう」
機嫌は悪くないようだった。