愛と憎しみの果て~たどり着く場所~


その時、たまたま晴くんが通りかかった


総務課の異常な雰囲気に


「どうしました?」


と、入って来たのだ。


「いや...それが」


と、言いにくそうに、課長が晴くんに説明を…


「今日中に何とかして 運んで置きます」


「無理じゃないのか?」


「訳を話して、今から抜けさせて貰いますから
大丈夫です」


「じゃあ 頼んでいいかな?」


「任せて下さい
麻美心配すんな」


そう言って、晴くんは出て行った。


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