カメラの前の女王様
「もう一つボタン外せない?てか、全開。」

「スカートの下から撮らせてよ。」


わ、変態来ちゃった。面倒くさい。


ねぇ、彼女がこんなこと言われてるのに、まだ平気なの?

そろそろ限界? ちょっと心配?

泣き笑いみたいな変な顔。

余計に意地悪したくなる......




「そろそろいいだろ。もうおしまい。」


彼がコートを持ってくる。

下僕どもが騒ぐ中、はだけまくった下品な格好を隠すように私を連れ去る。

これがいつものお決まりのパターン。
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