i miss you…。:*



朝早く、私はテレビを見ながら緊張してた


もうそろそろかな?



腕時計とテレビの時計を交互に見つめる


今さっき想司君から電話がきた



"後輩がそっちに向かってるらしいもんで"


"10分くらいしたら下に降りといて!"



想司君の後輩君はどんな人だろう…


友達できるかな?


考え出したらキリがなくて


悩みの種はどんどん膨らんでゆく



想司君の言葉を思い出す



"頑張ってこい"



大丈夫、強くなるって決めた


前へ進まないと、お婆ちゃんも


想司君も悲しむからね




私は気合を入れて家に背を向ける


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