i miss you…。:*
なんだかんだでもうお昼
早いなって思いつつ
やっとかって思いもある
今日もらった新品の教科書を
自分のロッカーに突っ込む
皆は席をひっつけたり
教室から出てったりご飯タイムだ
ひと通りクラスを見渡すと
帰る準備のできた拓人が寄って来る
何故か凄くニヤニヤしている
顔色ひとつ変えずに拓斗に言う
『気持ち悪い』
拓斗はまぁーまぁーと私の手を引き
足早に歩き出す
明らかに昇降口とは違う
一つのドアの前にたどり着く