i miss you…。:*


歌い終わっても余韻が消える事はなかった


拓斗も、満足そうにギターを片付けている


『やっぱ、拓斗のギターすげぇ~わ』



拓斗にちょっかいを出しながら


黒髪ツンツン君が誉めている


その意見には同意だ


拓斗のギターにはエネルギーがある


何て言ったら言いか分かんないけど


凄く素敵で、感動した



『まりあー帰ろうぜ!』


"アッイス~♪ アッイス~♪"



あっ、忘れてた


帰りにアイス奢る約束してた


拓斗のなんとも微妙な歌で思い出す



『んじゃ、またなぁー!』



私の手をつかみ黒髪ツンツン君に


私の手を握ってる方を上にあげふった


その様子を黒髪ツンツン君は"ありがとな"


とにやにやしながら言った


優等生な女の子は私をにらんでる



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