i miss you…。:*
後悔という名の絶望
深く深呼吸をして拓斗に電話をする
プルルルル...
そういや拓斗、けっこう酔ってたな
コールが鳴り続けるあいだ
胸の奥がざわざわして不安になる
『なぁーに』
甘いような何処か冷たいような
感情が読み取れない声
『酔いはさめたの?』
『うん、ちょっとね』
何処か浮かばれない空笑い
あえて触れないどこう
『明日学校休んで欲しいんだけど』
『話したいことあるんだよね』
毎日チャラチャラしてても
顔出し程度に学校へは行っている私達
『んー、それは無理かな~』
『朝イチで顔出しにいこうよ』
"俺らさ、一応受験生よ?"
いつもどうりの拓斗の笑い声