i miss you…。:*




錆びた螺旋階段を上がってく



カンッー… カンッー…


一歩また一歩と



その先にはスタッフルームがある



夜の蝶の愚痴り場


偏見や裏切り僻みに悪口から


色々と飛び交う所だ


女の腹黒い部分が隠されずに


醜い姿をさらけ出してる


私が入るなり


今までうるさかった部屋が


一瞬、静かになり



顔を見て言うことも出来ないのに


声だけはいっちょ前に張り上げて



『ほら~来たょ、ビッチが』


『枕で客とりご苦労様ですぅ~』



1人が口を開くと、次々に口を揃えた



なれって怖いな、なんて心で


思いながら綺麗に口角を上げてみせた




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