二人の兄に激甘警報発令中!
私の上からはなれ、ベッドから降りた。
私に背を向け、扉の方へ向かった。
私は扉の方に顔を傾け、稜也さんを見た。
稜也さんは振り返り、
「あ、言うの忘れてた。
胸元、はだけてるよ?
あと、細いのに意外と胸大きいんだね。」
語尾にハートを付けて足早に去って行った。
私は思わず赤面。
シーツで胸元を隠した。
そういえば私……全裸だった。
もうお風呂の熱は冷めているはずなのに、また耳元で自分の心音が聞こえ始める。
兄達との同居生活。
落ち着いて生活は出来なさそうです。
私はため息を一つついてもう一度ベッドで寝た。