二人の兄に激甘警報発令中!

「稜也さんも響也さんも、私をなんでこんなに熱くさせるの?」


私は悩みをお花に打ち明けた。


分からない。


『純粋』とか『隙だらけ』とか。


何で胸が鳴るのかも。


生理現象なのだろう。


私は初めての事だらけで頭がパンクしそう。


やっぱりお兄ちゃんなんだなって思う。


私よりも遥かに頭が良さそう。



あ、そういえば響也さん達、






学校はどこに行くんだろう。






二学期から編入って珍しい。


私の今通っている桜華学園はお金持ち学校。


私は地味な生活を送っている。


でも香穂が居るから楽しい。


あ、そういえば香穂と今日会おうかな。


後で連絡してみよう。



グー



お腹が鳴った。


「あ!朝ご飯!!じゃあまたあとでね!」


そうお花に言い残してリビングへ向かった。


< 129 / 265 >

この作品をシェア

pagetop