二人の兄に激甘警報発令中!
「稜也さんも響也さんも、私をなんでこんなに熱くさせるの?」
私は悩みをお花に打ち明けた。
分からない。
『純粋』とか『隙だらけ』とか。
何で胸が鳴るのかも。
生理現象なのだろう。
私は初めての事だらけで頭がパンクしそう。
やっぱりお兄ちゃんなんだなって思う。
私よりも遥かに頭が良さそう。
あ、そういえば響也さん達、
学校はどこに行くんだろう。
二学期から編入って珍しい。
私の今通っている桜華学園はお金持ち学校。
私は地味な生活を送っている。
でも香穂が居るから楽しい。
あ、そういえば香穂と今日会おうかな。
後で連絡してみよう。
グー
お腹が鳴った。
「あ!朝ご飯!!じゃあまたあとでね!」
そうお花に言い残してリビングへ向かった。