二人の兄に激甘警報発令中!
「あ、ちょっと待って!」
その時稜也さんが私を呼んだ。
私は振り返り、稜也さんの所へ戻った。
「この雑巾も待って行って。」
そう私に言って雑巾を渡した。
私は「はい!響也さんのも持って行きますね。」と言い、響也さんから雑巾をもらってからまた琴音さんを追いかけた。
琴音さんは私から雑巾を受け取ると「ありがとう」と言ってくれた。
私は満面の笑みで琴音さんを見た。
グー
また鳴る、お腹の虫。
琴音さんはニッコリと私を見て朝ご飯を運ぶ。
私はリビングのテーブルへと戻った。