二人の兄に激甘警報発令中!


「あ、ちょっと待って!」


その時稜也さんが私を呼んだ。

私は振り返り、稜也さんの所へ戻った。


「この雑巾も待って行って。」


そう私に言って雑巾を渡した。


私は「はい!響也さんのも持って行きますね。」と言い、響也さんから雑巾をもらってからまた琴音さんを追いかけた。


琴音さんは私から雑巾を受け取ると「ありがとう」と言ってくれた。


私は満面の笑みで琴音さんを見た。



グー


また鳴る、お腹の虫。


琴音さんはニッコリと私を見て朝ご飯を運ぶ。


私はリビングのテーブルへと戻った。


< 133 / 265 >

この作品をシェア

pagetop