二人の兄に激甘警報発令中!
豪華なテーブルだけど朝ごはんは質素。
鮭におふが入ったお味噌汁に野菜に十穀米。
日本の朝ごはんって感じで、私は大好き。
普通の人なら豪華な朝食を創造すると思うけど、琴音さんは
『一生住む家は豪華にお金をかける。でも日常生活は質素に!節約が大切よ!』
とガッツポーズをしながら言っていた。
私はそんな琴音さんが大好きだ。
私は静かに椅子に腰を掛けた。
私の隣には稜也さん、左には響也さん。
目の前には琴音さん。
あれ?今まで気が付かなかったけど、雅也さんが居ない。
「雅也さんはいないんですか?」
私は琴音さんにそう聞いた。
「父さんは昨日の晩からロスに行っているよ。」
そう稜也さんが答えた。
私は思わず「え!?」と大きな声をだしてしまった。