二人の兄に激甘警報発令中!

琴音さんの意地悪な言葉が響く。



「「え!?」」



私と、何故か稜也さんの声がハモる。



「フフフッ!冗談よ~!さて、いただきます!」



そう琴音さんは言い、お箸を持って十穀米を食べた。


稜也さんは微妙な顔をして野菜を食べる。


響也さんは私に笑顔を向けた。


私は苦笑いをしながら「いただきます。」と静かに言った。


< 136 / 265 >

この作品をシェア

pagetop