二人の兄に激甘警報発令中!


中学時代、学校では俺と稜也二人とも変装をしていた。


元から明るい色をしている髪を隠すために染めて、生え始めたらすぐ染める。


おかげで髪は常に痛みっぱなし。




『響也の髪の毛の感触好き。』




またあいつだ。


俺は髪を掻き上げた。


「かっこいいわ!響也!」


そう母さんがガッツポーズしながら俺を見ている事を無視しながら、




忘れられないあいつの事をまた思い出した。




< 169 / 265 >

この作品をシェア

pagetop