二人の兄に激甘警報発令中!

無性に泣きたくなる衝動を抑え、俺はあいつが言い残した最後の言葉を飲み込んだ。






『愛してるわ。響也。』






俺をこれ以上狂わせないでくれ。




ただそれだけ願って、俺は自室を出た。




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