二人の兄に激甘警報発令中!

私は四つ並んでいる数字を不思議に思いながら見た。


まさか雅也さんかな?


雅也さんはパスワードや暗証番号を変えるのが何故か好きだ。

だから私は雅也さんの携帯電話のロックを解けた試しが無い。


「雅也さん…。」


私は手元にある少し重たいポストのパスワードロックを見つめた。


諦めよう…。


私はパスワードロックを手放し、ポストを後にした。


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